合奏の魅力

合奏で、どうしてもメロディを弾きたい子がいます。このタイプの子は個性的で、レッスンも楽しいのですが、世の中、いつもお山の大将で通るわけでもないので、小学校中学年になったら、セカンドヴァイオリンも弾こうね、と楽譜を渡します。ブツブツブツブツ……1ヵ月は文句を言ってますが(^_^;)弾ける範囲が広がると、それなりにノルようになります。

今夏の合奏大会の目玉はコレッリのクリスマスコンチェルト。ポジションもほとんど動かないし、音も難しくないけど、パートがたくさんある分(ヴァイオリン1,2,チェロのソロ、それぞれのトゥッティ、ヴィオラ、コントラバスの8パート、チェンバロは予算の都合でカット)音がキラキラ交錯していて、自分の立ち位置を把握するのが難しいです。今は他のパートのカラオケを作って、そこにどう嵌まるか、私と一緒に弾いています。

弾けないところがあってもいいんだよ、間に合うところだけ弾けばいいんだよ、でも楽譜から目を離さないで、弾くのを止めないでと励ましながら2か月。だいぶ弾けるようになってきました。

こうして合奏の魅力に取りつかれないかなぁと、毎度画策しますw

ゆりせんせい

ゆりせんせい

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