弓の補助具…プニュグリップ

小さい手に弓を持つのはなかなか難しいですね。フロッグ(箱)を持つ形から卒業して、木の部分を持つようになっても安定しないので、手の向きが調整できなかったり親指を伸ばして入れこんだり、持ち方で苦労します。

そういうときに効果を発揮するのが補助具。専用器具も売っていますが、鉛筆の補助具でも代用できます。

いろいろ試してみましたが、↓下の写真の補助具「プニュグリップ(クツワ)」が手の当たりが柔らかくて、指を置く凹みがあって、一番使いやすいです。右利き用、左利き用と2種類売られていますが、どちらでも構いません。

弓のネジを外してフロッグを取ったら、指の凹みが無い方(平らな部分が長い方)からグイグイと押し込んで、木の部分に付けます。フロッグを補助具の下に潜りこませるようにして戻します。指の凹み部分が親指のところに来るようにセッティングして完了です。弓が太くなり、親指の位置が固定されて柔らかいので、持ちやすくなります。

ときおり、本人にこれを使い続けるか外すか、聞いてみます。外すとお兄さんやお姉さんと同じになるけど、どうする? まだ外さない、外してもいい、今週だけ外す…いろんな答えが出てきますが、本人の自主性に任せます(笑)

ゆりせんせい

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